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ボードゲーム「クシディット王国記 日本語版」4人プレイ

「クシディット王国記」を4人プレイ。

 

 
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クシディット王国記(Lords of XIDIT)
プレイ人数:3~5
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:90分
デザイン:レジ・ボネセー
価格:8,500円+税
 
安くなってきたところを狩人のごとくゲットしたクシディット。おもしろ評判は聞きつつもなかなか遊べなかったところをやっと遊ぶことができた。
 
 
とはいえこのゲーム、まず準備に結構時間がかかる。
 
封を切ってからの切り抜きとプレイヤーボードの作成。これがまずハードル。
このゲームの醍醐味として6ステップ先の動作までを予約するプレイヤーボードがあるが、そのボードはパーツで入ってるので5人分作る必要がある。
これがまず最初の手間。
 
次に板のセットアップ。ここで結構な数のフィギュアを並べる必要がある。
街で雇うことのできる傭兵、これが小さいフィギュアになっている。5cmくらいの丸い円盤の上に5体のフィギュアを指定された順で置く必要がある。4人プレイだとこの傭兵の円盤がマップ上に5つあるので傭兵25体を並べる。
そしてゲーム中もこの円盤の上の傭兵がなくなると毎回補充が必要だ。
 
と、準備してるときはマジかよと思っていたが、遊んでみるとゲームの重さは感じず比較的サクサク進む。
 
 
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プレイヤーは移動や徴兵、戦闘を6手先まで入力してから同時にアクションするので先を越されたり、思いもよらぬ幸運があったりと1つ1つの動きに一喜一憂して面白い。
 
勝利条件は財産、名声、魔力の3つの分野で総合的に得点を伸ばしたプレイヤーが王国の救世主になって勝利するが、この3つの基準をバランスよく上げるのが難しい。
 
自分の場合はお金を軽視しすぎた結果、1コイン差で財産ランクが最下位になってしまい、早々に救世主の道から脱落してしまった。
 
 
6ステップの予約行動は、空振りすると結構後に響くイメージ。
とはいえ、ここでうまくいけば頭ひとつ抜け出せる!という場面をチャレンジしない選択もなかなか難しく、ジレンマがあって面白い。
 
6ステップ予約は人によって長考の可能性があるので、自分たちは砂時計で3分以内で全員の行動予約をしていた。
 
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総合的にみて、個人的には結構楽しかった。
次回は救世主として王国に捲土重来したい。

 

 

 

クシディット王国記 日本語版

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